気を取り直して、居酒屋開業の物件探し。日系不動産屋に頼んだら、「日本人だし、言葉の壁ねえし、安心だろ!」と高を括ってた。が、そこの日本語ペラペラなスタッフ、実は片言で、プノンペンの地理は通勤ルートしか知らねえ。田舎出身で、都会の市場なんてチンプンカンプン。鈴木さん、「これ、俺と同じじゃねえか!」と笑うしかなかった。
アパートは家政婦が掃除も洗濯もしてくれるから、市場調査以外はヒマすぎ。サラリーマンでもねえのに、土日を勝手に休みにしちまう始末。そんな中、OUNさん(30歳)とその友達に誘われ、20年ぶりのプールへGO!着いたら、女の子みんなビキニでキラキラ、ビール飲めば入場料タダ!鈴木さん、ビール片手に「うわ、若者の国だ!」と感動。プールにオジサンやオバサンなんて皆無、47歳の鈴木さんは完全場違い。でも、OUNさんの笑顔見たら、そんなの吹っ飛んだ。「カワイイな、マジで…」と心の中で悶絶。
プールサイドでビールグビグビ、若い子たちのノリに圧倒されつつ、鈴木さん、ちょっとだけ青春取り戻した気分。けど、ふと我に返る。「俺、居酒屋開くために来たんだよな…こんなんでいいのか?」でも、OUNさんが「Suzuki, fun!」って笑うと、全部どうでもよくなっちまう。明日からまた市場調査、頑張るぞ!と拳を握るけど、内心はOUNさんのビキニ姿で頭いっぱい。この喜びと情けなさが混ざった馬鹿な物語、まだまだ続くぜ。
(続編あり)
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